アドセンスにサブドメインの申請は不要です。
2023年2月にアドセンスのサイト管理が変更され、メインドメインの審査が通っていれば、サブドメインを追加しなくてもアドセンス広告を配信できるようになりました。
この記事では、アドセンスコードを取得してサイトテーマ「Cocoon」に設定する方法を説明します。
アドセンスにサブドメインの申請は不要
アドセンスにメインドメインの審査が合格していれば、サブドメインの審査は不要です。まず始めに、アドセンスを利用することができるサブドメインについて説明します。
アドセンスに申請不要なサブドメインとは
独自ドメインとは「〇〇〇.com」のようなインターネット上の場所を表す文字列です。
サブドメインとは「△△△.〇〇〇.com」のように、独自ドメインの前に文字列を追加して作ったドメインのことです。
例えば、このサイトは https://study.graceeight.com というサブドメインを利用しています。
独自ドメインは https://graceeight.com です。
サブドメインは、独自ドメインとは異なった目的やテーマなどのサイトを作成するときに活躍します。
アドセンスをサブドメインサイトに設定する方法
アドセンスをサブドメインサイトに設定する方法は、広告の種類によって異なります。広告の種類別に順番に説明します。
- ディスプレイ広告をサブドメインサイトに設定する
- Multiplex広告をサブドメインサイトに設定する
- インフォード広告をサブドメインサイトに設定する
ディスプレイ広告をサブドメインサイトに設定する
ディスプレイ広告とは、サイトに表示される画像や動画の広告です。サイトのどんな位置にも表示することができます。
ディスプレイ広告をサブドメインサイトに表示するためには、アドセンスコードを取得して、サイトのテーマ「Cocoon」に設定することが必要です。
ディスプレイ広告の設定方法はこちらの記事をご覧ください。
Multiplex広告をサブドメインサイトに設定する
Multiplex広告(マルチプレックス広告)は、広告ユニット内に複数の広告が表示される広告です。2022年3月から開始されたGoogleアドセンスの新しいサービスです。
Multiplex広告の設定方法もディスプレイ広告と同じです。Multiplex広告のアドセンスコードを取得します。その後で、取得したアドセンスコードをサブドメインサイトのテーマ「Cocoon」に設定していきます。
Multiplex広告の設定方法はこちらの記事をご覧ください。
2022年3月以前から関連コンテンツを設定していたサイトは、自動でMultiplex広告に変更されます。関連コンテンツからMultiplex広告への変更方法は、こちらをご覧ください。
インフィード広告をサブドメインサイトに設定する
インフィード広告とは、トップページやカテゴリーページなど記事一覧の中に表示される広告です。サイトのコンテンツに馴染んだ広告が挿入されるのが特長です。
インフィード広告は、アドセンスコードを取得する前に設定が必要な場合があるなど、今までの広告との手順とは少し異なります。
また、モバイル用とDesktop用を分けて作成します。どちらか1つだけを作成して広告を表示させることもできますが、設定通り表示されない場合もあるので両方作成しましょう。
インフィード広告の設定方法はこちらの記事をご覧ください。
アドセンスにサブドメインを追加する方法のまとめ
- メインドメインのアドセンス審査が通っていればサブドメインの追加は不要
- サブドメインの広告設定はメインドメインの広告設定とは別に行うことが必要
アドセンスは、メインドメインの審査が通っていれば、サブドメインを追加する必要はありません。しかし、メインドメインとサブドメインは、それぞれに広告設定する必要があります。表示したい広告の種類に合わせてアドセンスコードを取得してください。
アドセンス広告は、ターゲティングによって、ユーザーの興味や関心に合った広告を配信することができます。そのため、サイト運営者にとってユーザーに有益な情報を提供しながら、収益を上げるための手段として有効です。
コメント
お世話になります。手順に沿ってサブドメインの追加をしたいのですが、サイトの下に『サマリー』が出てこず先に進めません。
ミミ様
お返事が遅くなり申し訳ありません。
アドセンスでのサイト管理が変更になりました。
そのため、以前のようなサブドメインの追加はできなくなっています。
調べたところ、今後はサブドメインの追加は必要ないとのことです。
メインドメインの審査が通っているのであれば、サブドメインの追加なしでアドセンス広告を配信できるように変更されていました。
記事の変更ができておらず、お手間をおかけして申し訳ありませんでした。