reCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)を消す方法を説明します。初心者でも簡単に設定できる、Google公式サイトで記載されている公認の方法です。
reCAPTCHAバッジの表示はGoogleの規約
お問い合わせフォームを作成するプラグイン「Contact Form7」にreCAPTCHAv3を導入している場合、reCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)がページ右下に表示されます。
reCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)は、文章やトップへ戻るボタンなどと重なるので、できることなら消したいと思いませんか。
しかし、reCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)の表示はGoogleの規約なので勝手に変更することはできません。決められたルールに基づいてreCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)を消さなければ、規約違反になります。
reCAPTCHAバッジは消すことができる
reCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)を消す方法については、Google公式サイトに記載されています。
ユーザーフローにreCAPTCHAブランドを視覚的に含める限り、バッジを非表示にすることができます。
Google公式サイト:reCAPTCHAサポート「よくある質問」
つまり、サイトにreCAPTCHAを導入していることをテキストで記載すればバッジ(ロゴマーク)を非表示にすることができます。記載するテキストについても決まった文章があります。指示に従って設定することで、reCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)を消しても規約違反にならないということです。
reCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)を消す方法
まずは、サイトにreCAPTCHAを導入していることをテキストで表示させます。そのあとにreCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)を消す方法を説明します。初心者でも簡単にできる、Google公式サイトで記載されている確実で安心して設定できる方法です。
- reCAPTCHAを導入していることをテキストで記載する
- reCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)を消す
- テキストの記載とreCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)が消えているか確認する
reCAPTCHAを導入していることをテキストで記載する
1.Google公式サイトに表示されている、reCAPTCHAを導入していることを記載するテキストのHTMLコードをコピーします。
<テキストのHTMLコード>
This site is protected by reCAPTCHA and the Google
<a href="https://policies.google.com/privacy">Privacy Policy</a> and
<a href="https://policies.google.com/terms">Terms of Service</a> apply.
※日本語に訳すと「このサイトはreCAPTCHAとGoogleによって保護されており、Googleのプライバシーポリシーと利用規約が適用されます」という内容になっています。
2.WordPress左サイドバーの「お問い合わせ」→「コンタクトフォーム」をクリックします。
3.テキストを記載するお問い合わせフォームの「編集」をクリックします。
4.「フォーム」の一番下にコピーしたHTMLコードを貼り付け、「保存」クリックします。
reCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)を消す
1.Google公式サイトに表示されている、reCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)を消すためのCSSコードをコピーします。
<バッジ(ロゴマーク)を消すためのCSSコード>
.grecaptcha-badge { visibility: hidden; }
2.WordPressに先ほどコピーしたCSSコードを貼り付けるため、「外観」→「カスタマイズ」をクリックします。
3.「追加CSS」をクリックします。
4.先ほどコピーしたCSSコードを貼り付けて、「公開」をクリックすればreCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)が表示されなくなりました。
テキストの記載とreCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)の確認
お問い合わせフォームにreCAPTCHAが導入されている文章の追加とサイトのreCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)が消えているかを確認します。問題なければ、設定が完了しました。
reCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)を消す方法のまとめ
HTMLやCSSコードなど聞き慣れない用語がありましたが、コピーやクリックなど簡単な作業で完了することができました。
reCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)を消すためには、Googleの規約を守って設定することが大切です。テキストを記載しないでreCAPTCHAバッジ(ロゴマーク)だけを消すのは規約違反なので、絶対にしないようにしましょう。
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