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GA4で自分のアクセスを除外する方法|IPアドレス設定ガイド

GA4で自分のアクセスを除外する方法|IPアドレス設定ガイド ワードプレス

GA4を使ってサイトのアクセス状況を分析しているとき、「自分がサイトを確認するたびにデータが増えてしまう…」と気になったことはありませんか。

実は、自分でサイトを閲覧したアクセスがそのままデータに含まれてしまうと、訪問者数やページビュー数が実態よりも多く見えてしまい、データの精度に大きく影響します。

この問題を解決するのが「IPアドレスの除外設定」です。

この記事では、GA4での除外設定の方法を画像を使って丁寧に解説します。


なぜIPアドレスの除外が必要なのか


GA4は、サイトを訪れたすべてのユーザーのアクセスを記録します。つまり、サイト管理者である自分がページを確認するたびに、そのアクセスも「訪問者」としてカウントされてしまいます。

自分のアクセスが含まれたままでは、本当は誰も読んでいないのにアクセスが増えたり、自分の操作によって滞在時間などのデータが変動したりしてしまいます。

これでは、ブログをどのように改善すべきか、正しい判断ができません。

解析の精度を高め、読者の反応を正しく把握するためには、「IPアドレス除外フィルタ」の設定が不可欠です。

自分のアクセスを計測から外すことで、客観的な数字に基づいた「精度の高い分析」が可能になります。


IPアドレスとは何か

IPアドレスとは、ネットワーク上でスマートフォンやパソコンなどの機器を識別するための番号です。データ通信を行うときに必要であり、それぞれの機器に個別に番号が割り当てられています。

普段はあまり意識することはありませんが、実はIPアドレスには「グローバルIPアドレス」と「プライベートIPアドレス」の2種類があり、通信方式にも「IPv4」と「IPv6」という違いがあります。


グローバルIPとプライベートIP

IPアドレスには2つの種類がありますが、GA4の設定で使うのは「グローバルIPアドレス」だけです。

  • グローバルIPアドレス:インターネット上で通信を行うときに必要な、世界に1つだけの番号です。GA4はこの番号を見て、アクセスしてきた人を判別します。
  • プライベートIPアドレス(ローカルIPアドレス):家庭や会社などの限られたネットワーク内で使われる番号です。

プライベートIPアドレスは、そのままではインターネットの通信ができません。そのため、ルーターなどの機器によって「グローバルIPアドレス」に変換されることで、インターネットを利用できるようになります。

GA4の設定では、この変換された後の「グローバルIPアドレス」を除外対象として登録します。


IPアドレスの形式 「IPv4」と「IPv6」


IPアドレスの書き方(形式)には、大きく分けて2つの種類があります。

  • IPv4:これまで長く使われてきた形式です。「192.168.1.1」のように、数字をドットで区切って表記します。
  • IPv6:IPv4の番号が足りなくなったために新しく作られた形式です。英数字をコロンで区切った長い表記が特徴です。

最近のインターネット環境では、この2つの形式を自動で使い分けていることがよくあります。GA4で「設定したはずなのに自分のアクセスが除外されない」というトラブルの多くは、この片方の設定を忘れていることが原因です。


自分のIPアドレスを確認する方法


グローバルIPアドレスは、「あなたのIPv6をテストしましょう。」で確認することができます。

IPv4とIPv6アドレス、どちらの接続方法を利用しているのかもわかります。

インターネット回線によっては、IPv4とIPv6の両方が表示される場合があります。その場合は、必ず両方の番号を控えておいてください。 IPアドレス除外設定を行うときに必要になります。


GA4のIPアドレス除外設定方法

GA4のIPアドレス除外設定は、次の3つの手順が必要です。

  1. 内部トラフィックルールの作成
  2. IPアドレスが除外設定できているかテスト
  3. IPアドレス除外設定を有効にする


内部トラフィックルールの作成

1.Googleアナリティクスの管理画面にアクセスします。


2.左下にある「管理」→「データストリーム」をクリックします。

※除外設定するアカウントとプロパティになっていることを確認しておきましょう。


3.「過去48時間に・・・受信しています」と書かれた欄をクリックします。

※GA4を設定したばかりでは「過去48時間に受信したデータはありません」と表示されている場合がありますが、問題ありません。


4.ウェブストリームの詳細画面が表示されるので、「ダグ設定を行う」をクリックします。


5.設定の「もっと見る」をクリックします。


6.「内部トラフィックの定義」をクリックします。


8.「作成」をクリックします。


9.必要項目を入力→「作成」をクリックします。

①自分でわかる名前を入力

②IPアドレスを除外する場合は「internal」のままでよい

③マッチタイプをプルダウンの中から選ぶ

  • 接続状況がIPv4の場合→「IPアドレスが次と等しい」を選ぶ
  • 接続状況がIPv6の場合→「IPアドレスが次から始まる」を選択する

グローバルIPアドレスを確認する

④接続状況に応じたグローバルIPアドレスを入力する

  • IPv4アドレス→すべての数字を記入
  • IPv6アドレス→最初の4つの区切りまでの数字を入力

⑤複数のIPアドレスを除外設定する場合は「条件を追加」をクリックする


10.内部トラフィックルールが作成されました。



IPアドレスが除外設定できているかテスト

内部トラフィックルールが作成できれば、IPアドレスの除外設定ができているかテストを行います。


1.まずは、自分のサイトにアクセスします。

※Googleアナリティクスに自分のアクセスデータをカウントしてもらうため です。


2.次にGA4のデーターフィルタで、オペレーションと現在の状態が「除外・テスト」になっていることを確認します。


3.GA4の「レポート」→「リアルタイムの概要」→「比較対象を追加」をクリックします。

※自分のアクセスが反映されているかは、地図で自分の居住地(市町村)が示されているので確認できます。自分のアクセスがカウントされていない場合は、ページを更新してください。


4.右上の「新規作成」をクリックします。


5.「比較の作成」画面が表示されるので、画像のように設定して「適用」をクリックします。

  • プルダウンの中から「テストデーターのフィルタ名」を選ぶ
  • プルダウンの中から「次を含む」を選ぶ
  • 「Internal Traffic」と入力

※設定直後の場合は、ディメンションで「テストデーターのフィルタ名」が選択できないことがあります。その場合は、時間をおいてから再度設定してください。


6.左側の数はすべてのユーザー数を示しており、右側のオレンジで表示されている数は設定したIPアドレス(自分のアクセス)です。右側に自分のアクセスがカウントされていれば、問題なく設定ができています。


IPアドレス除外設定を有効にする

IPアドレス除外設定テストで問題ないことが確認できれば、IPアドレス除外設定を「テスト」から「有効」に変更します。


1.「管理」→「データの収集と修正」→「データフィルタ」の画面にアクセスして、「Internal Traffic」と書かれた欄をクリックします。


2.フィルタの状態を「有効」に変更して、「保存」をクリックします。


3.確認画面が表示されるので「フィルタを有効にする」をクリックします。


3.現在の状況が「有効」になれば、IPアドレス除外設定が完了です。


IPアドレス除外設定を有効にしてからデータが反映されるまでは時間がかかります。テストで問題なく設定できていることを確認しているので、反映されるまで待ちましょう。


IPアドレスが除外できない場合

IPアドレス除外設定をしたにもかかわらず、設定したIPアドレスが除外できない(自分のアクセスがカウントされている)場合は、正しく設定ができていません。


IPアドレス除外できない場合は他のIPアドレスを追加

IPアドレスが除外できない最も多い原因は、実際にインターネットに接続しているIPアドレスと除外設定したIPアドレスが違っていることです。

IPv4とIPv6のどちらで接続しているかは、回線の状況によって自動で切り替わることがあります。そのため、設定していない方のIPアドレスを追加で除外設定します。

まずは、「あなたのIPv6をテストしましょう。」でグローバルIPアドレスを確認します。

  • IPv4アドレスを入力している場合→IPv6アドレスを追加登録
  • IPv6アドレスを入力している場合→IPv4アドレスを追加登録


1.Googleアナリティクスにアクセスして、「データストリーム」→「過去48時間・・・しています。」の欄をクリックします。


2.「ダグ設定を行う」をクリックします。


3.設定の「もっと見る」をクリックします。


4.「内部トラフィックの定義」をクリックします。


5.IPアドレス除外設定を行うルール名の欄にカーソルを合わせてクリックします。


6.「内部トラフィックルールの編集」画面が表示されるので、「条件を追加」をクリックします。


7.まだ登録していない形式のIPアドレスを入力→右上の「保存」をクリックします。

<IPv6アドレスを入力する場合>

<IPv4アドレスを入力する場合>

追加したい形式マッチタイプ値(入力内容)
IPv6を追加する場合IPアドレスが次から始まるIPv6アドレスの「最初の4つの区切り」を入力
IPv4を追加する場合IPアドレスが次と等しいIPv4アドレスを入力


8. IPアドレス除外設定ができているかを確認します。自分のアクセスがカウントされていなければ完了です。

※GA4のフィルタ設定は、反映されるまでには時間がかかることがあります。IPアドレス除外設定ができないとあせらずに、しばらく待ってから再度確認してください。


フィルタの状態が「有効」になっているか確認する

「内部トラフィックの定義」を設定しただけで終わっていて、「データフィルタ」の有効化を忘れている場合があります。

「テスト」のままでは、実際の計測データからは除外されません。

「管理」→「データの収集と修正」→「データフィルタ」を開き、「Internal Traffic」の状態が「有効」になっているかを確認してください。


Cookieの影響を確認する

設定に間違いがなくても、直前のアクセス情報がブラウザのCookie(クッキー)に残っているために、除外が反映されていないように見えることがあります。

  • ブラウザのキャッシュとCookieを削除してから再度アクセスして確認する
  • シークレットモード(プライベートブラウジング)で確認する



GA4での正確なデータ収集は、ウェブサイト改善の第一歩です。自分のアクセスを除外する設定は少し手間がかかりますが、一度設定してしまえばあとは自動で除外され続けます。ぜひこの機会に設定を行い、より信頼性の高いデータでサイト分析を進めてみてください。


まとめ:正確なデータ分析は正しいIPアドレス設定から

GA4で精度の高いアクセス解析を行うためには、自分自身のアクセスを除外する設定が不可欠です。

  • IPアドレスの基礎知識:IPアドレスはネットワーク上の機器を識別するための番号です。GA4の設定には世界で唯一の番号である「グローバルIPアドレス」を使用します。
  • IPv4とIPv6:IPアドレスには、「IPv4」と「IPv6」の2つの形式があり、現在のインターネット環境ではこれらが混在しています。
  • GA4設定のポイント:内部トラフィックルールを作成する際は、自分の接続環境に合わせてマッチタイプ(IPv4なら「次と等しい」、IPv6なら「次から始まる」)を正しく選択してください。
  • 除外できない時の対処法:設定したのにアクセスがカウントされてしまう場合は、IPv4とIPv6の両方をルールに登録することで解決します。通信環境によって接続方式が切り替わることがあるため、両方の登録が推奨されます。


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