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【GA4】IPアドレス除外できない原因と対処方法

【GA4】IPアドレス除外できない原因と対処方法 ワードプレス
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GA4(Googleアナリティクス4)でIPアドレスが除外できない場合は、IPv4とIPv6の両方を除外設置します。なぜなら、IPv4で通信している場合とIPv6で通信しているときがあるからです。それでは、原因と対処方法を詳しく説明していきます。


IPアドレス除外できない場合は設定の再確認

IPアドレス除外設定をしたにもかかわらず、設定したIPアドレス除外できない(自分のアクセスがカウントされている)場合は、正しく設定ができていないということです。

まずはIPアドレスが正確に入力されているかを、もういちど確認してみましょう。

除外設定に必要なIPアドレスは「グローバルIPアドレス」です。「プライベートIPアドレス」ではないので注意しましょう。

※プライベートIPアドレスとは、家庭などの組織内で使用できるIPアドレスです。家庭では「192.168.~」から始まる数字がよく利用されています。


【GA4】IPアドレスの除外設定方法(自分のアクセスを除外)



IPアドレス除外できない原因はIPアドレスが違うから

IPアドレス除外設定を確認しても問題が見つからなければ、IPアドレスが除外できない原因は、インターネットに接続しているIPアドレスと除外設定したIPアドレスが違う可能性があります。

Googleアナリティクスの内部トラフィックルールで入力したIPアドレスは、「IPv4」と「IPv6」どちらだったでしょうか。入力したIPアドレスとは別のIPアドレスでインターネットに接続している可能性があります。

そのため、入力していない方のグローバルIPアドレスを追加します。

  • IPv4アドレスを入力している場合→IPv6アドレスを追加
  • IPv6アドレスを入力している場合→IPv4アドレスを追加


グローバルIPアドレスは「あなたのIPv6をテストしましょう。」にアクセスすると確認ができます。


IPアドレス除外できない場合はIPアドレスを追加

IPアドレス除外できない場合、Googleアナリティクスの内部トラフィックの編集を行ってIPアドレスを追加します。


IPv4アドレスで除外できない場合 (IPv6アドレスを追加する方法)

内部トラフィックルールの作成でIPv4アドレスを除外設定している場合、新たにIPv6アドレスを追加します。


1.Googleアナリティクスにアクセスして、「内部トラフィックルールの定義」を開けます。


2.IPアドレス除外設定を行うルール名の欄にカーソルを合わせてクリックします。


3.「内部トラフィックルールの編集」画面が表示されるので、設定画面のどこかにカーソルを合わせてクリックします。


4.「条件を追加」をクリックします。


5.IPv6アドレスを入力→右上の「保存」をクリックします。

  • マッチタイプ:プルダウンの中から「IPアドレスが次から始まる」を選択
  • 値:IPv6アドレスの最初の4つの区切りまでの数字を入力
IPv6アドレス入力数字


6. IPアドレス除外設定ができているかを確認します。自分のアクセスがカウントされていなければ完了です。もし、自分のアカウントがカウントされていても、設定が反映されるまでには時間がかかることがあります。IPアドレス除外設定ができないとあせらずに、しばらく待ってから再度確認してください。


IPv6アドレスで除外できない場合 (IPv4アドレスを追加する方法)

内部トラフィックルールの作成でIPv6アドレスを除外設定している場合、新たにIPv4アドレスを追加します。


1.Googleアナリティクスにアクセスして、「内部トラフィックルールの定義」を開けます。


2.IPアドレス除外設定を行うルール名の欄にカーソルを合わせてクリックします。


3.「内部トラフィックルールの編集」画面が表示されるので、設定画面のどこかにカーソルを合わせてクリックします。


4.「条件を追加」をクリックします。


5.IPv6アドレスを入力→右上の「保存」をクリックします。

  • マッチタイプ:プルダウンの中から「IPアドレスが次と等しい」を選択
  • 値:IPv4アドレス (グローバルIPアドレス)を入力


6. IPアドレス除外設定ができているかを確認します。自分のアクセスがカウントされていなければ完了です。もし、自分のアカウントがカウントされていても、設定が反映されるまでには時間がかかることがあります。IPアドレス除外設定ができないとあせらずに、しばらく待ってから再度確認してください。


IPv4とIPv6の両方を除外設定する理由

GoogleアナリティクスのIPアドレス除外できない場合にIPv4とIPv6の両方のアドレスを除外設定する理由は、インターネットの接続状況が変わるからです。

IPv4とIPv6の両方が有効な場合、Windows10では基本的にIPv6が優先でインターネットに接続します。しかし、インターネット環境によってIPv4に接続される場合もあります。そのため、内部トラフィックルールでどちらか一方のIPアドレスを入力していても、もう一方のIPアドレスで通信していることで、設定したIPアドレスが除外できないことがおこるのです。


IPv4とIPv6の両方のアドレスを設定しておくことで、インターネットの接続状況がどちらに切り替わったとしても大丈夫です。

プログラムを変更することで、常にIPv4を優先することもできます。しかし、プログラムの変更は簡単ではない作業なので、 IPv4とIPv6の両方のアドレスを設定しておくことをおすすめします。


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