レンタルサーバーは、ブログやホームページを公開するために必要なサービスです。しかし、「料金はどれくらいかかる?」「初心者でも使いやすい?」など、選ぶときに迷うポイントがたくさんあります。
この記事では、初心者でも失敗しないレンタルサーバーの選び方を詳しく解説し、特におすすめの「エックスサーバー」「ConoHa WING」「カラフルボックス」「ロリポップ」の特徴をわかりやすくご紹介します。
レンタルサーバーとは?
サーバーとは、インターネットを通じてWebサイトの情報を保管・共有・処理してサービスを提供するコンピューターのことです。サーバーがなければ、Webサイトを公開したり自分以外の人が閲覧することができません。
もちろん、サーバーは自分で管理することもできます。しかし、高度な知識と能力、多大な費用や手間がかかります。 そのため、多くの人がサーバーを貸してくれるレンタルサーバーを利用します。
つまり、レンタルサーバーとは、Webサイトをインターネット上で公開するために必要な「場所」を貸してくれるサービスのことです。
レンタルサーバーはどれを選んでも同じ、というわけではありません。選ぶサーバーによって、サイトのパフォーマンスや運営のしやすさが大きく変わるからです。サイトの目的にあったレンタルサーバーを選ぶようにしましょう。
レンタルサーバー失敗しない選び方のポイント
ウェブサイトを運営するためには、信頼できるレンタルサーバーが欠かせません。しかし、多くの選択肢がある中で、自分に合ったサーバーを選ぶのは簡単ではありません。ここでは、レンタルサーバー選びで失敗しないためのポイントを紹介します。
高性能なサーバー
サーバーの性能は、ウェブサイトの表示速度や安定性に直結します。特にアクセス数が多いサイトやコンテンツが重いサイトを運営していきたい場合は、高性能なサーバーを選ぶことが重要です。
- CPU(処理能力):サーバーがどれだけ早くデータを処理できるかを示す。高性能なCPUを選ぶとサイトの動作が速くなる
- メモリ(作業領域):サーバーが同時にどれだけ多くの作業を処理できるかを示す。メモリが多いと複数のアクセスにも対応しやすくなる
- ディスク容量や速度(データの保存場所):データの保存スペースとそのデータをどれだけ速く読み書きできるかを示す。SSDを使用しているサーバーは、HDDよりも速くデータを読み書きできる
- 転送できるデータ量:サイトがどれだけのデータを転送できるかを示す
これからブログを始めるのであれば、ディスク容量は、100GBあれば心配ありません。
現在、エックスサーバーで運営している当サイト全体の記事数は約1000記事です。それでも、使用している容量は7GBにも達していません。
価格とコストパフォーマンスのバランス
レンタルサーバーは月額料金が発生するため、予算に合ったプランを選ぶことが重要です。しかし、安すぎるものは性能やサポートが不十分な場合もあるため、価格と性能のバランスが取れているかどうかを重視して選ぶ必要があります。
また、画面が見やすく、初心者でも設定がスムーズにできるレンタルサーバーがおすすめです。WordPressを使うのであれば、簡単インストールができるできるかを確認します。
個人でサイトを作る場合、1000円/月程度で始めることができます。初期費用やドメイン取得など別途費用が必要なサーバーもあるので確認しておきましょう。
セキュリティー対策がしっかりしている
レンタルサーバーを選ぶ際にセキュリティ対策は非常に重要です。セキュリティが不十分なサーバーを使うと、サイトが攻撃されたり、ユーザーのデータが漏洩したりするリスクが高まります。
- SSL証明書が簡単に設定できること(特に無料で提供されている)
- 自動バックアップ機能がある
SSL証明書は、ウェブサイトと訪問者の間の通信を暗号化することで、データの盗聴や改ざんを防ぐものです。
ウェブサイトのURLが「http://」ではなく「https://」で始まっている場合、それはSSL証明書が適用されている証拠です。
稼働率が高い
稼働率とは、サーバーが停止することなく稼働している時間の割合です。稼働率は、高いほどよいレンタルサーバーだといえます。
レンタルサーバーは、24時間ずっと動いていると思っている人が多いですが、実はそうではありません。故障や停電などの障害で、サーバーが動かなくなることがあるからです。
稼働率99.9%と99.99%の場合では、サーバーの停止時間は1年間で約8時間の差があります。稼働率は99.9%より99.99%のサーバーを選ぶようにしましょう。
サポートが充実している
初心者にとって、サポートが充実していることは重要です。例えば、メールや電話でのサポートがあるか、24時間対応しているかなどをチェックしましょう。
また、多くの人が使っているレンタルサーバーを選ぶのも1つの方法です。検索すれば、設定方法など情報がたくさん見つけられるので安心です。
おすすめのレンタルサーバー4選
設定のスムーズさ、費用、安心できる環境などを参考にして選んだ、初心者におすすめのレンタルサーバーを紹介します。
※契約期間・機能・容量などができるだけ近い、初心者におすすめのプランで比較しています。契約プランやキャンペーン内容によって、費用など異なる場合があるので、詳しくは公式サイトでご確認ください。
信頼と安心感がある「エックスサーバー」
エックスサーバーは、安定性と実績を兼ね備えた高性能レンタルサーバーで、多くのサイト運営者から支持されています。導入企業21万社、運用サイト数250万件(2024年11月25日)
当ブログでも初心者の頃から利用しており、表示速度や操作性の良さに満足しています。
エックスサーバーでは、定期的にキャンペーンを実施しており、お得に契約することが可能です。初めてのレンタルサーバー選びに迷っている方なら、ぜひおすすめできるサービスです。
\国内シェアNo.1の安定性と実績/
国内最速の高速サーバー「ConoHa WING」
ConoHa WING(コノハウイング)は、2018年からサービスが開始された圧倒的な速さを誇る高速サーバーです。サイト表示の高速化は、訪問者の満足度を高めるだけでなく、検索エンジンでの評価向上にもつながります。特にコンテンツが豊富なサイトでは、この高速性が大きなメリットとなります。
運営元は大手のGMOで、安心して利用できる信頼性も抜群です。
\サーバー処理速度No.1/
災害に強い「カラフルボックス」
カラフルボックスは、災害対策を重視した設計が特徴のレンタルサーバーです。自動バックアップデータを異なる地域に分散して保管することで、万が一の災害や障害発生時でもデータが安全に保護されます。この仕組みにより、大切なサイトデータを失うリスクを最小限に抑えることが可能です。
30日間という長期間のお試し期間があり、じっくりと使い心地を確かめた上で契約を検討できるのも大きな魅力です。特に初心者にとっては、実際に操作しながら自分に合ったサーバーかどうかを見極められる安心感があります。
\高い安全性を確保/
リーズナブルな料金設定「ロリポップ」
ロリポップは、初心者に優しい使いやすさと料金設定が特徴のレンタルサーバーです。
リーズナブルな価格設定ながら、安定したサーバー環境を提供しており、サイト運営に必要な基本機能はしっかりと搭載されています。初めてのサイト運営にも最適で、手軽に始められるのが大きな魅力です。
\コストパフォーマンス最強/
サーバー選びのQ&A
- QSSDとHDDの違いは何ですか?
- A
SSD(ソリッドステートドライブ)は、HDD(ハードディスクドライブ)よりもデータの読み書き速度が速く、耐久性も高いです。ウェブサイトのパフォーマンスを重視するなら、SSDを選ぶことをおすすめします。
- Qサーバーを選ぶときの注意点はありますか?
- A
- 自分のサイトの目的と規模を明確にして選ぶ
- 基本料金以外に、追加オプションの費用などがないか事前に確認しておく
- レビューや評判を参考にする
初心者おすすめのレンタルサーバー4選
レンタルサーバー選びは、サイト運営の成功に直結する重要なステップです。初心者にとっては「使いやすさ」や「コストパフォーマンス」、そして「信頼性」が選ぶ際の大きなポイントになります。
今回ご紹介した エックスサーバー、ConoHa WING、カラフルボックス、ロリポップ は、それぞれに異なる強みを持ち、初心者から経験者まで幅広いニーズに対応しています。
特に、安定性や高性能を重視するならエックスサーバー 、高速性やSEO効果を求めるならConoHa WING 、災害時のデータ保護を優先するならカラフルボックス 、リーズナブルで初心者向けの操作性を求めるならロリポップが適しています。
最終的には、自分のサイト運営の目的や予算に合ったサーバーを選ぶことが大切です。最適なサーバーを選んで、理想のサイト運営をスタートさせましょう!
信頼性と安定性 当ブログも使用中 | 最速の表示速度 | 災害に強い | 低価格 | |
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