WAF(Webアプリケーションファイアウォール)とは、第三者の攻撃からサイトを守ることができるセキュリティー対策です。
エックスサーバーでは簡単な設定でサイトの安全性を強化させることができます。サイトを守り、ユーザーに被害を与えないように必ず設定しておきましょう。
WAFとは必須のセキュリティー対策
WAF(Webアプリケーションファイアウォール)とは、第三者の攻撃からWebアプリケーションを守るセキュリティー対策です。WAFを導入することで、不正アクセスが探知された場合にアクセスが拒否されてエラーページが表示されます。
WAFは、サイトの安全性を向上させるための必須のセキュリティー対策です。
WAFが必要な理由
Webアプリケーションには、セキュリティ上の弱点(脆弱性)があります。
脆弱性を完全に排除できれば問題はないのですが、現状では不可能です。なぜなら、悪意のある第三者は、開発者が予測できない方法で脆弱性を見つけて攻撃してくるからです。
脆弱性を放置しておくと、次々と攻撃を受け、さまざまな被害を受ける危険性があります。実際、たくさんのサイトが被害を受けています。
WAFを導入して、脆弱性への対策を行うことで、セキュリティを強化することができます。
エックスサーバーのWAF設定
WAFの導入方法は、レンタルサーバー会社によって異なります。
エックスサーバーのWAF設定では、6つの設定項目があり、サーバーパネルから簡単に行うことができます。初期設定はすべて「off」になっているため、設定を「on」に変更していきます。
WAFの設定方法
1.エックスサーバーにアクセスします。
アクセスはこちらから ⇒ エックスサーバー
2.エックスサーバーのホーム画面にある「ログイン」にカーソルを合わせて、プルダウンの中から「サーバーパネル」をクリックします。
3.サーバーパネルログイン画面から、サーバーIDとサーバーパスワードを入力してログインします。
4.サーバーパネルトップページのセキュリティー項目「WAF設定」をクリックします。
5.ドメイン選択画面でWAFを設定するドメインを選択します。
6.初期設定では「off」になっているので「on」に変更して、「確認画面に進む」をクリックします。
7.変更後の状態がすべて「on」になっていることを確認後「設定する」をクリックします。
8.WAF設定の変更が完了しました。反映までに1時間程度かかる場合があります。
WAFの導入メリットとは
- 脆弱性を狙った攻撃を防ぐことができる
- 攻撃による被害を最小限に抑えることができる
- セキュリティ対策の負担を軽減することができる
WAFとは、Webアプリケーションのセキュリティを強化するための有効な手段です。
セキュリティの脆弱性を狙った攻撃では、不正アクセスや情報の漏洩などサイトの管理者が意図しないトラブルが発生します。脆弱性を狙った攻撃のリスクを軽減するため、WAFの設定は必ず行っておきましょう。
WAFとともに行う対策
セキュリティーを強化のためにWAFの設定を行いましたが、攻撃を100%なくす保証はされません。
WAFの設定とともにできる対策は、アプリケーションが常に最新のバージョンに更新されているようにアップデートしていくことです。利用しているツールの情報を確認するなども大切なことです。
WAFの設定が終われば、WordPressのセキュリティ対策を行います。国外からのアクセス制限・ログイン試行制限・コメント制限などを行うことでセキュリティ強化につなげます。設定はクリックしていくだけで簡単にできるので、必ず完了させておきましょう。
WAFとは?まとめ
WAFとは、第三者の攻撃からWebアプリケーションを守ることができるセキュリティー対策です。
エックスサーバーでは簡単にWAF設定ができます。また、セキュリティーを強化のために、合わせてWordPressのセキュリティ対策も行っておくことをおすすめします。
Webサイトの改ざんやデータ漏洩、サービス停止などさまざまな被害からサイトを守り、安全なサイト運営を実現しましょう。
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