エックスサーバーでサイトを「https://」で表示させるには、3つの設定が必要です。サーバーで独自SSLを設定しただけでは、自動的にhttpsのURLへ切り替わりません。
この記事では、エックスサーバーのドメインを常時SSL化する手順を解説します。
無料独自SSLの確認、WordPressのURL変更、ドメイン設定または.htaccessを編集した301リダイレクトの設定まで画像つきで紹介します。
※サブドメインで運営している方は、ドメインとは設定する場所が違うので、 エックスサーバーのサブドメイン常時SSL化をご覧ください。
これからブログを始める方
エックスサーバーのクイックスタートなら、申し込みと同時に独自SSLの設定まで終わります。まだ契約していない場合は、こちらの記事を参考にしてください。
https化(SSL化)とは

https化(SSL化)とは、サイトのデータを暗号化して、通信を安全にすることです。URLが「http://〜」から「https://〜」に変わります。
「http://」のままだと、通信中のデータが暗号化されません。第三者に情報を盗み見される危険があります。「https://」なら、データが暗号化されて、守られます。
サイトを訪れた人にとっても、セキュリティ対策がされているサイトは、安心して利用できます。
https化されているかの確認方法

ブラウザのアドレスバーを見ます。URLが「https://」から始まっていれば、https化されています。ブラウザによっては、鍵のマークが表示されます。
常時SSL化に必要な3つの設定
「常時SSL化」とは、サイトのすべてのページを、httpsで表示させることです。次の3つの設定が必要です。
あなたの状況はどれ?
| 状況 | やること |
|---|---|
| クイックスタートで開設した | SSLの設定とWordPressのURL設定は済んでいます。 まず「設定できているか確認」しましょう。httpsに切り替わらなければ、STEP3へ |
| 簡単インストールなどで、自分で設定した | STEP1から順番に |
| サブドメインで運営している | 設定方法が違います。 サブドメインの301リダイレクト設定をご覧ください |
STEP1:無料独自SSLの設定を確認する
エックスサーバーでは、ドメインを設定するときに「無料独自SSLを利用する」を申し込みます。多くの場合、契約と同時に申し込み済みです。
申し込んだかどうかは、次の手順で確認できます。
1.エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。

2.「ドメイン」→「SSL設定」をクリックします。

3.「独自SSL」と表示されていれば、問題ありません。設定されていない場合は、SSL設定状況を「ON」にすると設定できます。

STEP2:WordPressのURLをhttpsに変更する
サーバーでSSLの設定が済んでも、WordPress側のURLはhttpのままです。管理画面で、URLをhttpsに変更します。
1.WordPress管理画面の左メニュー「設定」→「一般」を開きます。
2つの欄のアドレス(URL)を「https」に変更→「変更を保存」をクリックします。

WordPressアドレスは、WordPressをインストールしたファイルが保存されているアドレス、サイトアドレスはサイトにアクセスするアドレスです。同じアドレス(URL)にします。
STEP3:httpでアクセスした人をhttpsに転送する(301リダイレクト)
STEP1とSTEP2が済んでも、「http://〜」と「https://〜」のどちらでもアクセスできる状態です。このままだと、httpのページも残ってしまいます。
「http://」でアクセスされたとき、自動で「https://」のページに転送する設定が301リダイレクトです。301リダイレクトは、「恒久的な転送」を意味します。検索エンジンの評価も、転送先のURLに引き継がれます。
エックスサーバーでは、「ドメイン設定」で設定する方法と、「.htaccess」にコードを追記する方法の2つで設定できます。どちらか一方を選んで設定してください。
.htaccessとは、サーバーの動きをコントロールする設定ファイルです。フォルダごとに置かれていて、.htaccessにコード(ルール)を記入すると、そのコードの意味に従ってサーバーが動くようになります。
301リダイレクトのほかにも、アクセスの制限などいろいろな設定に使われます。
.htaccessは、サイトの表示に関わるとても重要なファイルです。間違えると、サイトが正しく表示されなくなることがあります。
- 編集前に、今書かれている内容のコピーやバックアップをとっておく
- すでに書かれている内容は、削除しない・変更しない
- 追記するコードは、一番上(「# BEGIN WordPress」の上)に書く
| ドメイン設定 | .htaccessを編集 | |
|---|---|---|
| 操作 | 「HTTPSに転送する」にチェックを入れる | コードを追記する |
| .htaccessの編集 | 不要 | 必要 |
| こんな人向け | 操作を簡単に済ませたい人 | すでに.htaccessで設定を管理している人 |
ドメイン設定から設定する
エックスサーバーのサーバーパネルから簡単に常時SSL化(HTTPS転送)ができる機能です。ドメイン設定にある「HTTPSに転送する」にチェックを入れるだけで自動リダイレクトが完了します。
1.エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。
2.サーバーパネルの「ドメイン設定」から、HTTPS転送を設定したいドメインを選びます。
3.対象ドメインの詳細画面を開き、「HTTPSに転送する」にチェックを入れます。「設定する」をクリックして、設定を保存します。

設定を済ませたら、ブログがHTTPSで正常に表示されるか確かめておきましょう。
※設定画面や操作方法は変更される場合があるため、エックスサーバー公式マニュアル「Webサイトの常時SSL化」も参考にしてください。
「.htaccess」ファイルを編集する
1.エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。
2.サーバーパネルの「.htaccess編集」をクリックします。

3. 常時SSL化するドメインの「編集」をクリックします。

4.ファイル編集画面が表示されます。テキストの一番上に「301リダイレクトコード」を追加します。
RewriteEngine Onエックスサーバーのマニュアルから引用
RewriteCond %{HTTPS} !on
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
5.コードの追加が終われば「設定する」をクリックします。
https化(常時SSL化)できたか確認する

正常に301リダイレクト設定できている確認しておきます。
ブラウザのアドレスバーに、「http://」から始まる、サイトのURLを入力してアクセスします。「s」を付けないhttps化する前のURLです。
自動的に「https://」から始まるURLに切り替われば、設定は完了です。
ブラウザに前の表示が残っていることがあります。シークレットウィンドウで確認すると確実です。
よくある質問
- 301リダイレクトを設定しないと、どうなりますか?
-
「http://」と「https://」の2つのURLで、同じサイトが見られる状態になります。httpのページには、通信が保護されない状態でアクセスされるおそれがあります。必ず設定しましょう。
- 初心者でも、.htaccessを編集して大丈夫ですか?
-
注意点を守れば、できます。編集する前に、コピーしておくなど元の内容を必ず保管してください。間違えたときは、保管した内容に戻せば元の状態に戻ります。
- ドメイン設定の「HTTPSに転送する」と、.htaccessの方法は、どちらがいいですか?
-
結果はどちらも同じで、httpのアクセスがhttpsに転送されます。操作の簡単さを重視するなら「ドメイン設定」、すでに.htaccessで設定を管理しているなら「.htaccessを編集」が向いています。上の比較表を参考に、選んでください。
ドメインの301リダイレクト:まとめ
- 常時SSL化には、3つの設定が必要(SSLの確認、WordPressのURL変更、301リダイレクト)
- 301リダイレクトの方法は2つあるが、どちらか1つを選んで設定する
- 編集する前に、元の内容を保管する
- 設定したら、シークレットウィンドウで、httpのURLにアクセスして確認する
- サブドメインは、設定方法が違う(サブドメインの設定方法)
SWELL購入後の設定の全体の流れは、「SWELL購入後にやる設定15ステップ」にまとめています。

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