WordPressの記事を限定公開するとは、記事をパスワードで保護したり、特定のユーザーだけに見せたりすることです。特定の記事を限定公開することで、コンテンツをより効果的に活用することができます。また、記事の管理や保護がしやすくなります。
パスワード保護は、WordPressで記事を限定公開する最も簡単な方法です。パスワードを知っているユーザーだけが、記事を閲覧することができます。
本記事では、記事を限定公開する「パスワード保護」の方法を説明します。
WordPressで記事を公開する3つの方法
WordPressで記事を公開する方法は3つあります。
- 公開:誰でも閲覧できる記事
- 非公開:自分とサイトの管理者だけが閲覧できる記事
- パスワード保護:パスワードを知っている人だけが閲覧できる記事
WordPressで記事を限定公開する方法(パスワード保護)
WordPressの記事をパスワードを知っているユーザーだけに限定公開できる「パスワード保護」の方法を説明します。
1.限定公開したい記事の右上にある「公開」をクリックします。
2.「公開状態:公開」をクリックします。
3.「パスワード保護」にチェックを入れて、パスワードを設定します。
4.右上の「公開」をクリックすれば、記事は限定公開になりました。
5.記事のURLにアクセスすると、以下のようにパスワード入力画面が表示されます。パスワードを入力すると、記事を閲覧できます。
※投稿記事の一覧ページでは「保護中」として表示されています。
WordPressで記事を限定公開する理由
WordPressで記事を限定公開することは、閲覧できるユーザーを限定し、自分の目的に合ったコンテンツ作りができます。
WordPressで記事を限定公開する理由はいくつかありますが、ここでは主な3つの理由を説明します。
特定のユーザーのみに公開できる
記事を限定公開すると、コンテンツを特定のユーザーのみに公開することができます。
これは、記事にパスワードを設定しているので、パスワードを知っているユーザーだけが閲覧できるためです。限られたユーザーにだけ記事を共有したい場合に限定公開が役立ちます。
コンテンツの価値を高めることができる
記事を限定公開すると、コンテンツの価値を高めることができます。
限定公開された記事は、有料記事や会員限定コンテンツ、メルマガなどとして提供することができます。これにより、ユーザーに対してコンテンツの購入や会員登録を促すことができます。
また、限定公開された記事を読むことができるユーザーは、コンテンツに対して高い関心や満足度を持つことができます。なぜなら、限定公開された記事は一般公開されていないため、ユーザーにとって価値が高いと感じるからです。
限定公開は、コンテンツの価値を高め、ユーザーの関心や満足度を高めるための効果的な方法です。
コンテンツを保護することができる
記事を限定公開すると、コンテンツを不正アクセスや情報漏洩から守ることができます。
限定公開された記事は、パスワードを入力したユーザーのみが閲覧できます。そのため、コンテンツを不特定多数の人に見られることがありません。また、不正アクセスされた場合でも、コンテンツを閲覧することはできません。
機密性の高い記事や個人的な情報を含む記事は、限定公開にしておくことをおすすめします。
限定公開するときの注意点
記事をパスワードで保護する場合、パスワードを安全に保管することが大切です。パスワードが漏洩すると、誰でもその記事を閲覧することができます。そのため、パスワードは第三者に推測されやすい文字列を設定してはいけません。
また、記事を限定公開するときは「noindex」に設定すれば、検索エンジンにインデックスされません(検索結果に表示されなくなります)。
記事を「noindex」にするには、投稿画面下にある「インデックスしない(noindex)」にチェックを入れてください。
まとめ
記事を限定公開することのメリット
- 特定のユーザーのみに公開できる
- コンテンツの価値を高めることができる
- コンテンツを保護することができる
WordPressでは、パスワードを設定するだけで記事を簡単に限定公開にすることができます。特定の記事を限定公開することは、コンテンツをより効果的に活用することができ、ブログ運営において便利な機能です。
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