noindexとは、検索エンジンに情報が伝わっていない状態です。意図的に設定することで、サイトの質を高めることができます。noindexの基本と特定のページをnoindexに設定する方法を説明します。
noindexとは
まず、インデックス（index）についてです。インデックスとは、検索エンジンにサイトの情報が登録されることをいいます。インデックスされることで、サイトが検索結果に表示されるようになります。
noindexとは、検索エンジンにインデックスされない状態のことです。つまり、検索エンジンに情報が伝わっていないので検索結果に表示されることはありません。
つまり、noindexを設定することで検索結果からのユーザーの流入がなくなるということです。
noindexとはSEO対策
noindexとは、SEO強化につながる大切な設定です。
しかし、なぜインデックスされないことがSEO対策にあるのでしょうか。noindexを設定することでSEOとどのような関係があるのかを説明します。
noindexを設定する理由とは
サイトを作成したら、どのページもインデックスされることが望ましいのかといえばそうではありません。
検索エンジンにとって質が低いと判断されるページは意図的にnoindexに設定しておいた方がいいのです。なぜなら、質の低いページがあると検索エンジンからの評価が悪くなり、サイト全体の検索順位を下げてしまうかもしれないからです。
noindexに設定するページとは
noindexとは、必ず設定しなければいけないわけではありません。
しかし、必要なページをnoindexに設定しておくことで、サイトの質を高め、検索エンジンからの評価につながります。サイトにとって必要なページであっても、検索エンジンにとっては評価につながらないページ、コンテンツの質が低いページ、Googleの検索結果に表示されたくないページをnoindexに設定します。
noindexに設定しておいた方が良いとされている具体的なページとは、HTMLサイトマップや管理画面、重複ページ、極端に文字数の少ないページです。お問い合わせやプライバシーポリシーのページは、サイトの管理者によって判断は分かれます。
お問い合わせやプライバシーポリシーのページの判断が分かれる理由
＜noindexにする理由＞
- ユーザーにとって質が高いとは判断されない
- 他のサイトと同じような内容のため独自性が低いと判断される
＜インデックスにする理由＞
- 信頼できるサイトとして判断される
- サイトのプライバシーポリシーを見たいユーザーがいる
noindexの設定方法
特定のページ（記事）を意図的にnoindexに設定する方法です。WordPressテーマ「Cocoon」とプラグイン「Google XML sitemaps」を使用している場合で説明します。
投稿記事でnoindexを設定する
1．noindexを設定する投稿記事の下にあるSEO設定で「インデックスしない（noindex）」にチェックを入れます。
投稿記事での設定はこれで終了です。次は、プラグイン「Google XML sitemaps」にnoindexを設定したいページ（記事）のIDを登録します。
「Google XML sitemaps」にnoindexを登録する
1．WordPressの投稿一覧または固定ページ一覧を開き、noindexを設定したいページ（記事）のIDを確認します。
2．WordPressの管理画面「設定」→「XML-Sitemap」を選択して、「Google XML sitemaps」の設定画面を開きます。
3．下にスクロールしていき、Excluded Items（除外アイテム）の欄にある「投稿（個別記事）を含めない」に、先ほど確認したnoindexを設定するページ（記事）のIDを入力します。
※必ずIDを入力してください。URLを入力しないように注意しましょう。
4．「設定を更新」をクリックします。
noindexとはSEO強化につながる
noindexとは、設定するページ（記事）を適切に判断しなければいけません。なぜなら、設定を誤れば検索結果からのユーザーの流入がなくなり、閲覧数が減る結果になるからです。しかし、効果的に使用すればサイト全体の評価向上につながります。
noindexは重要なSEO対策です。しっかりと活用していきましょう。
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